シミュレータ(実機なしで試す)¶
基板を持っていなくても、PC のブラウザだけで Family mruby OS を試せます。Docker でシミュレータを起動する方法を紹介します。
おすすめ: VNC デスクトップ(ブラウザで完結)¶
ビルド済みの Docker イメージに すべてのバイナリと VNC サーバ が同梱されています。1 コマンドで起動して、ブラウザで操作できます。
必要なもの¶
- Docker(PC)
- 最新のブラウザ(Chrome / Firefox / Safari どれでも可)
起動¶
docker run --rm -p 6080:6080 ghcr.io/family-mruby/fmruby-desktop:latest
起動後、ブラウザで以下を開きます:
http://localhost:6080/vnc.html
VNC ビューア(noVNC)に Family mruby OS のデスクトップが表示されるので、そのままマウス・キーボードで操作できます。
VNC クライアントは不要
noVNC が同梱されているため、ブラウザだけで完結します。専用 VNC クライアントのインストールは不要です。
動作確認済み環境¶
| OS | 状況 |
|---|---|
| Linux (x86_64) | ◯ 確認済み |
| Windows (WSL2) | ◯ 確認済み |
| macOS (Apple Silicon) | △ ARM64 イメージあり、未検証 |
ARM64 のイメージも公開されているので Mac でも動くはずですが、未検証です。
制限¶
| 項目 | 状況 |
|---|---|
| 映像出力 (画面表示) | ◯ |
| キーボード入力 | ◯ |
| マウス入力 | ◯ |
| 音声出力 | ✗ 非対応(VNC 環境のため) |
| ゲームパッド | ✗ |
| GPIO / I2C / RMT | ✗(実機専用ペリフェラル) |
音や物理ハードウェアを試したい場合は実機を使ってください。
終了¶
Docker のコンソールで Ctrl+C を押すか、別ターミナルで docker stop してください。--rm オプション付きで起動しているので、コンテナは自動削除されます。
SDL2 ローカル実行(ビルドできる人向け)¶
ソースからビルドして手元の Linux / WSL2 / macOS で試す方法もあります。Docker Compose 経由で SDL2 ウィンドウを起動します。
git clone --recurse-submodules https://github.com/family-mruby/family-mruby
cd family-mruby
rake fetch # サブリポジトリ取得(初回のみ)
rake build:linux # Linux 向けビルド
cp .env.example .env # WSL or Ubuntu を選択
docker compose up
.env で COMPOSE_FILE を切り替えます:
docker-compose.yml:docker-compose.wsl.yml— WSL2 + WSLg(既定)docker-compose.yml:docker-compose.ubuntu.yml— Linux ネイティブデスクトップ
詳細・前提パッケージは 親リポジトリの README を参照してください。
どっちを使うか¶
| 用途 | おすすめ |
|---|---|
| とりあえず動かしたい / 配布前に確認したい | VNC(Docker のみ) |
| 開発中・自分でビルドしたバイナリを試したい | SDL2(Docker Compose) |
| 実機の代わりとして本番に近い動作を確認したい | 実機推奨 |