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ファームウェア更新

ブラウザだけでファームウェアを書き込める Web ベースのインストーラ が公開されています。配布された基板に最新版を書き込みたい時、または 2 つの MCU のうちどちらかが壊れた時に使います。

公開 URL: https://family-mruby.github.io/family-mruby-installer/

リポジトリ: https://github.com/family-mruby/family-mruby-installer

必要なもの

項目 推奨
Web Serial 対応ブラウザ Chrome / Edge / Opera (デスクトップ版)。Firefox / Safari は不可
USB Type-C ケーブル データ通信対応のもの(充電専用ケーブルでは書き込めません)
書き込み対象の MCU fmruby-core (ESP32-S3) または fmruby-graphics-audio (ESP32-WROVER)

書き込み手順

Family mruby 基板には MCU が 2 つ 載っており(メイン処理の fmruby-core と、映像/音声の fmruby-graphics-audio)、それぞれ独立にフラッシュ書き込みします。インストーラ画面に各 MCU 用のボタンが用意されています。

  1. ブラウザで インストーラ を開く
  2. 基板を USB Type-C ケーブルで PC に接続(ケーブルはデータ対応のものを使用)
  3. ドロップダウンから書き込みたい バージョン を選択
  4. 書き込み対象に応じて以下のいずれかをクリック:
    • fmruby-core ボタン: メイン MCU を書き込む
    • fmruby-graphics-audio ボタン: 映像/音声 MCU を書き込む
  5. ブラウザのダイアログで シリアルポート を選択
  6. 自動的にチップ判定が行われ、書き込み開始

対象 MCU を間違えるとどうなる?

インストーラはチップファミリ(ESP32-S3 / ESP32)を 自動チェック します。誤った MCU を書き込もうとすると拒否されるので、機材を壊す心配はありません。

両方の MCU を更新するとき

新しいバージョンに揃える場合は、fmruby-corefmruby-graphics-audio の両方を順番にフラッシュしてください。プロトコルバージョンが揃わないと起動時にエラーになります(アーキテクチャ 参照)。

どの USB に繋ぐか

基板には用途別の USB Type-C ポートがあります:

  • fmruby-core 側 USB-C に繋ぐと → fmruby-core を書き込み可能
  • fmruby-graphics-audio 側 USB-C に繋ぐと → fmruby-graphics-audio を書き込み可能

両方の MCU を更新するときは USB ケーブルを差し替える必要があります。

ブラウザの対応状況

OS Chrome / Edge Firefox Safari
Windows
macOS
Linux
Android
iOS / iPadOS

iOS は OS 制約で Web Serial が使えません。デスクトップから書き込んでください。

トラブル時のチェック

ブラウザがシリアルポートを認識しない

  • ケーブルが データ通信対応 か確認(充電専用 USB-C ケーブルでは認識しません)
  • USB ハブを介さず PC に直接挿す
  • 別の USB ポートを試す
  • ESP32 チップ用の USB シリアルドライバが OS にインストールされているか確認(最近の OS は標準で入っています)

書き込み中に失敗する

  • USB ケーブルや接続を疑う(電力不足や接触不良が原因のことが多い)
  • もう一度クリック → ポート選択 で再試行
  • それでも失敗するなら、別の PC やブラウザを試す

書き込み後に画面が出ない

  • 両方の MCU が同じプロトコルバージョン か確認。古い fmruby-core × 新しい fmruby-graphics-audio などの組み合わせは起動に失敗します
  • 両方とも最新版に揃えて書き込む

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